チャート分析は株式投資やFXにおいて大変重要なものです
ど~も!ブログ更新をサボってる ゆうき(@SevenDream)です。
最近テクニカル手法を教えてもらえれば勝てる!
と考えている人が多いように思います。
テクニカル手法は見る人によって解釈が異なる事があるため、
経験値がないと、その手法を正しく使えません。
そこで今回は原点に返って、主に
【プライスアクション】について解説していきたいと思います。
また、最後には成功に繋がる考え方についてもまとめています。
多くの専業トレーダーが
「結局はローソク足が全て」と言うように、
テクニカル分析はローソク足(価格)の
見え方を変えているだけに過ぎません。
本質的な部分はローソク足にあるので、ココを理解せずに
テクニカル分析を学ぶのは、
免許証がないのに車を運転する事に近いと思います。
偉そうな事言ってお前はいくら勝ってるんだ?
と言われそうですが、そこは・・・ぼちぼちです、笑
私自身がこの2年、あ~でもない
こ~でもないと学んだ中でコレが一番近道だと
思ったので誰かの目に停まれば嬉しいです。
【プライスアクション】を推している
トレーダーさんで有名なのは御堂さんです https://twitter.com/Mido_yuiya
御堂さんの動画はとにかく長いです!
でも考え方やとらえ方は時間以上にとても勉強になります♪
動画が長いのは御堂さんも自分の時間を消費しているので、
少しでも多くの事を学べるのはありがたい事です。
移動中のラジオ感覚で視聴するのがオススメです。
プライスアクションとフォーメーション分析
プライス(値段)のアクション(動き)、
つまりは値動きそのものを分析し、
チャートから投資家の心理を読み説き、
相場がどのような状況にあるのかを判断する
分析手法がプライスアクションです。
フォーメーション分析はチャートの中に出現する
一定の形を見つけ、過去の傾向からその後に相場が
どう動くかを判断する分析手法です。
複数のローソク足で構成される形(フォーメーション)に注目します。
ローソク足のでき方について
知っている方は飛ばして下さい!
基礎の中の基礎の復讐です。
ローソク足とは、株式、FX、仮想通貨などの
相場に対するテクニカル分析で最もポピュラーなチャートです。
ローソク足があらわすのは
始値(OPEN)
高値(HIGH)
安値(LOW)
終値(CLOSE)
の4つです。
ローソク足は1日や1時間、1分などの一定の期間を設定し描かれます。
設定したそれぞれの期間の開始時についた値段を「始値」、
期間中で最も高い値段を「高値」、
最も安い値段を「安値」、
最後に付いた値段を「終値」とします。
一日単位のローソク足を「日足」、
4時間単位なら「4時間足」、
5分単位を「5分足」と呼んでいます。
単体のローソク足から分かる、買い・売りの強さ
始値より終値が高いローソク足を
「陽線」
といい、始値より終値が低いローソク足を
「陰線」といいます。
また、ローソク足では、始値と終値の間の四角い枠を
「実体」、実体から高値までの縦線を
「上ヒゲ」、実体から安値までの縦線を
「下ヒゲ」といいます。
陽線は基本的に買い方の力が強いと考えます。
始値より終値が高い陽線は、日足の場合で考えると、
1日の始まりから終わりまで買い方と売り方が戦い、
最終的に買い方が勝利したということがわかります。
また、ローソク足の実体(ヒゲでない部分)が
長いほど買いの勢いが強いと考えます。
陰線は陰線は基本的に売り方の力が強いと考えます。
陽線と陰線は真逆のものだと考えてください。
また、陽線と陰線のほかに「十字線」というローソク足も存在します。
これはローソク足の始値と終値が同値になっていて、
ローソク足の実体がないものを指します。
この場合、買い方と売り方の力が拮抗(きっこう)している、と考えます。
値動きの少ないレンジ相場でみられたり、
相場の高値圏や安値圏でもみられます。
高値圏でみられるときは、
買い方の力が弱くなっている可能性が考えられ、
下落する転換点となったりもします。
反対に安値圏では、上昇への転換を示しています。
複数のローソク足から推測する価格の方向性
ここからは複数のローソク足から見る
相場分析とファーメーション分析について説明していきます。
複数のローソク足の形成過程、
並び方から相場を分析する手法として
日本古来の「酒田五法」というものが有名です。
酒田五法は、
「三山(さんざん)」
「三川(さんせん)」
「三空(さんくう)」
「三兵(さんぺい)」
「三法(さんぽう)」
という5つのチャートのパターンが基本です。
①三山(さんざん)
3度トライして突破(ブレイク)できなかった
高値は更新されることが難しく反発するという考え方です。
相場の天井を見抜く分析となります。
天井とは3つの山を結んだ高値の水平線のことです。
また、3つの山の真ん中の山が他の山よりも
高い(高値が上)のものを三尊(さんぞん)といいます。
②三川(さんせん)
三山の逆の形のものです。(別名:逆三山)
三回トライしてブレイクできなかった
安値を突破することは難しいと考えます。
突破できなかった安値で反発し、
相場が転換する可能性などを考え、
逆張りを狙うことも可能な形です。
3つの安値(谷)で結ぶ安値の水平線を底といいます。
三山、三川に類似した形として、ダブルトップ、ダブルボトムがあります。
山が2つの形をダブルトップ、谷が2つの形をダブルボトムと呼び、
こちらも相場の転換点を見極めるパターンです。
③三空(さんくう)
空とは隣り合うローソク足の隙間(窓)のことを示しています。
空(窓)が出現するのは上昇の勢いが強い、
もしくは下落の勢いが強い場合です。
この現象が4本のローソク足の間で連続して3回起きた形を三空といいます。
ローソク足が陽線で上昇していれば、
「三空踏み上げ」、
ローソク足が陰線で下落していれば、
「三空叩き込み」です。
三空が出現したときは、その方向に力が働きすぎていると考え、
逆張りを狙うというパターンです。
④三兵(さんぺい)
連続する3本の陽線、もしくは陰線のことを三兵といいます。
相場の安値付近で出現する連続する三本の陽線を赤三兵といい、
買いを狙うパターンです。
また、相場の高値付近で出現する連続する三本の陰線を黒三兵といい、
売りを狙っていくことになります。
④三法(さんぽう)
三法は、動きの少ない、いわゆるレンジ相場の状態から、
値動きが活発になり上下どちらかに動く場面で出現します。
ブレイクアウトを狙う順張り手法として活用されます。
フォーメーション分析
ここでは、フォーメーション分析の中でも、
「ペナント」と「フラッグ」について説明します。
①ペナント
ペナントとは、一般的に三角保合い(トライアングルフォーメーション)
と呼ばれるパターンの形です。
ペナントができると上下に大きかった値動きの幅が小さくなっていき、
そのあと再度大きく動くとされています。
上の画像を見てください。
2本のオレンジ色のライン(トレンドライン)
は三角形になっているのがわかります。
チャートの左側では、ローソク足の高値と安値の幅が広かったのですが、
時間の経過とともにその幅が狭くなっています。
そして、赤い円で示した場所で上方向に大きく伸びています。(ブレイクアウト)
ペナントでは、三角形を上下どちらかに大きく抜けた際、
その方向へ順張りでついていく手法が有効であるといえるのです。
②フラッグ(平行チャネル)
フラッグはペナントと違い、
高値同士を結んだラインと安値同士を結んだラインが平行の形です。
そのため四角形を形成します。
上の画像をみると、高値で引いたオレンジラインと
安値で引いたオレンジラインが見事に平行です。
そして、赤い円で示した場所で上方向にブレイクアウトしています。
ペナントと同じようにオレンジのラインを
上下どちらかに抜けた方向についていく順張り手法として使うことができます。
※ここで説明した「ペナント」、「フラッグ」の画像は
どちらも上昇トレンド中に出現し、
そのまま上方向へ抜けていったパターンのものです。
下落トレンド中の場合ですとこの画像の逆を考えてみてください。
大きい期間の時間足になるほど、信頼性や今後の価格への影響は高い
ここまで紹介してきたプライスアクション、
フォーメーション分析に共通して言えることですが、
ローソク足の設定期間が長いほど、
パターン、サインの信頼性が高い傾向にあります。
たとえば1分足で三山ができることと
1時間足で三山ができることを比べると、
後者の方がそのあとパターン通りに反発して下落することが多いです。
短期の時間足では三山などのパターンは頻繁に出現するため、
サイン通りには動かない場合もその分増えるからです。
まとめ
今回はプライスアクションとフォーメーション分析について説明しました。
ここで説明したパターンはほんの一握りですが、非常に重要なものです。
ぜひ、これらの形を頭にいれてチャート分析を行ってみてください。
多くのトレード初心者がテクニカルに関する本をたくさん読んだり、
トレード手法を知ろうと情報収集するのですが、
それで成功した人を知っていますか?
私の知っている専業トレーダーさんは、
みなさんそれぞれ手法が違います。
でも共通している部分は、
①トレードが好きで仕方ない!
②いつも手法の改善を考えている!
③太っている人がいない!
④結構孤独、笑
と言ったところです。
ではこの4つをかみ砕きます。
①圧倒的な興味が持てないと努力ができない
逆に言えば、好きな事ならストレスなく毎日やりますよね?
毎日ゲームをする子供は、
「ゲームしんどいな・・・」って思わないんですよね。
好きだからやるんです!
まずは徹底的に好きになりましょう!
よく、僕とは違って君は才能(スキル)がある・・・
とか聞きますが、私は
「努力が出来る才能」と「努力ができない才能」
の2つしかないと思っています。
ソレを言っている人の多くはアナタの才能ではなく、
過去の実績をモノサシにして見ているだけです。
コレカラは自分次第ですよね!
②圧倒的好奇心
これはトレーダーさんに限らず稼いでいる起業家さんにも多いですが、
「子供みたい」って思います、笑
自分が興味がある事に関して、情報収集能力が異常です。
常に考えているので、少しの情報で全てを把握し組み立ててしまう・・・
他の人よりも深く理解し考えた人が利を得るのは当たり前かもしれませんね。
余談ですが、今の情報社会、
社会人よりも学生の方が優れている点があります。
それは「検索能力」です。
検索能力が高い人は
「インターネットを自分の脳みそにできる人」です。
自分で知っている必要はなく、インターネットから、
自分の知りたい情報を即座に引き出せる人が
【賢い人】
になりつつなるのではと思います。
③将来を見据えている
お金を持っている人は自分の価値を知っています。
少し語弊ががあるとすれば、
【時間の価値を知っている】となります。
自分が努力さえすればお金を生み出せると知ると、
対応できないリスクは病気です。
経営やトレードもリスクリワードを考える作業です。
太っていては長生きできないと知っているので、
必然的に健康的な体系や食生活を維持し習慣化します。
海外では喫煙者や肥満体系者が管理能力を問われる事例があります。
④稼げる人は孤独
稼げる人は自分の力だけでお金を増やせます。
また、他人に任せると効率が悪く、
教える相手が今まで育った環境や
染み付いた考え方もあり努力しても習得させる
事ができない場合もあります。
自分でやれば時給10万円稼げるとしたら、
他人に教えている時間はボランティアです。
業種にもよりますが費用対効果が薄いところに
自分の時間(資金)を投資できなくなり、孤立していきます。
何よりも家族や仲間は大切だと言う事です!
自分のメンタルを保つためにも
身近な人には敬意を払って親身に接する事が自分のメンタル管理に繋がります。
何が重要で何が不要なのかを明確にしておかないと
目標を見失い、いつの間にか数字と戦っている
と言った経営者は多いのではないかと思います。
本来の記事の趣旨とズレてしまった部分も多いのですが、参考になれば幸いです。
私も記事を読んで下さる読者さんと共に成長していけたらと思います。
最後まで熟読頂きありがとうございます。
もうすぐ元号が変わり「令和」になります。
今まで以上に頑張っていきたいですね^^